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SUGAR BOYです。
僕は鬱病を患い、どん底を経験してきました。
今は鬱病から回復し、仕事に励むことができています。
SE時代の仕事がどうにも鳴らなくなった閉塞感、苦境から脱し、現在はとても伸び伸びと仕事をしています。
人間は変われます。鬱病だったとしても、それが晴れていき、落ち込みや無気力状態はなくなっていきます。
仕事を「頑張る」ことができるその幸せ、家族を支え、支えられつつ生きていくことの充実感や愛情の大切さを日々噛みしめています。
些細な幸せから、頑張って結果を出すことの喜びまで、もしかしたら鬱病を経験していなかったらわからなかったかもしれません。
このブログは、僕の人生、考え方、鬱病を克服した方法、日々雑感に至るまで、なるべく鬱病を中心としたブログにしていきたいと思います。
鬱病はやばい症状です。
殆どの人が治っていないと思います。
ちょっと良くなっても、普通だった頃に比べて、かなり低い次元で生活しなくてはいけなくなります。
もしそれが抗うつ剤を服用し続けていたとしたら、のちのち痛いしっぺ返しが来ると思います。
鬱病は普通にやっていたら治る症状ではありません。
だからこそ、このサイトが鬱病解決にお役に立てることを願ってやみません。
一刻も早く抜本的なうつ病対策をとらないと、終わっていきます、人生そのものが、命の灯火が・・・
- 鬱病になった原因の考察
- 鬱病になるベースとなった生い立ち
- 鬱病になりやすかった僕の生活スタイルについて
- それに鬱病を克服するために行ってきた努力
- 鬱病を回復させた最強の心理脳内プログラムとの出会いとその体験談
- SE(プログラマ)やコンピュータ関係の仕事に多いテクノストレスによる鬱病発症
- 服用した抗うつ剤や向精神薬
- 鬱病やメンタルヘルスに関する雑感
について書いていきたいと思います。
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テーマ:うつと暮らす - ジャンル:心と身体
- 当鬱病ブログについて
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うつ病は真面目で責任感がある人を
廃人にしてしまう恐ろしい病気です。
廃人にならないためにうつ病治療をしますが、ほとんどが抗うつ剤投与による方法で、抗うつ剤の副作用や最近ではセロトニン症候群と言われる薬害によって、廃人に近くなってしまう人も増えています。
これは世界的傾向です。
廃人になっても、苦しみがリセットされるわけではなく、廃人でありながら苦しみ続ける無間地獄に陥るから救いようがありません。
自分だけのことならまだしも、自分の親にも負担をかけるし、兄弟姉妹にも迷惑をかけてしまいます。
妻がいたら妻にも、子供がいたらもっと大変で、子供も家族も路頭に迷うことになります。
廃人化は自分ひとりの問題では終わらず、家族の問題でも大きすぎて、社会的な問題となっています。
だから、僕はうつ病になったら対症療法ではなく(いつかうつ病が治っていることはありえません。寛解はありますが根治は困難です)、根治療法をやるべきだと思います。
僕が根治療法によって、実際にうつ病が完全に克服することができて、ずっとうつ病の悪魔に苦しめられることはありません。
幸い薬の力でうつ病の苦しみが軽減されても、いつうつ病の悪魔は牙をむくかわかりません。
薬はいずれ効果がなくなっていくものです。
薬が増えたとか強い薬を服用せざるを得なくなったら、いよいよ廃人への道まっしぐらです。
かといって、薬を飲まずに休養することでうつ病を治そうとしても、うつ病になった原因が解決できない限り、いつ悪化するかわかりません。
根本からうつ病の原因に対処する、それを行い続ければうつ病の悪魔をいずれ退治できます。
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鬱病は精神科ないし心療内科に行って、お医者さんから出される抗うつ薬を飲みつづけていれば、その地獄のような苦しみから解放されて治る、という一般的な思い込みがあります。
鬱病になりたての人や、自分が抑うつ状態で鬱病かどうかもわからないけれど、とにかく苦しいから病院に行くなんていう人は、とかく無知です。
まあそれは当たり前の話で、僕も最初はかなり無知でした。
病院に行けば苦しみがなくなるなんて勝手に希望を抱いていました。
風邪薬を飲めば体調が元に戻ると似た信仰がありました。
それに実際に薬で楽になったところもあります。
しかし、抗うつ薬への無知は痛いしっぺ返しをくらいます。
無知は罪ではないけれど、一度しか送れない人生において、下手をすると破滅してしまいかねない重大事なのです。
抗うつ薬への無知は一回きりの貴重な生命を破滅に追いやるぐらいやばいことなのです。
そもそも薬というのはどういうものか?
これは毒と表裏一体と思っていいです。
毒蛇の猛毒から人類を救ってきた薬が作られるぐらい密接な関係なんです。
ということは、薬も毒になりうるということです。
素人的に考えても、菌を殺すのが薬の役割です。
しかし、副作用として、いい菌まで殺してしまうところもあります。
とはいえ悪い菌を撲滅することが先決なので、よっぽど劇薬ではない限り、皆なんの意識もせず飲んだら効くぐらいの認識しかありません。
毒は薬に、薬は毒になる。
しかし、薬は薬でも抗うつ薬のほとんどが非常に強い薬の種類です。
副作用も必ずセットで服用しなくてはいけない種類のものです。
そのそこらへんの薬を、抗うつ薬と一緒にしてしまう事こそ一番怖いこと。
抗うつ薬は、脅すつもりはないですが、劇薬だと思っていいです。
劇薬は毒薬ではないけれど、その下に位置するぐらいインパクトが有る薬です。
それを鬱病の人は毎日飲んでいるわけです。
それで毎日の苦しみ、落ち込みが改善されるならば、こんな素晴らしいことはありません。
でも抗うつ薬の効果はいつか終わりが来ます。
薬はいつまでも同じ量だと効き目が弱くなっていきます。
風邪薬ならば毎日飲み続けるわけではないので、たまに飲んでいるから効果が実感できます。
でも抗うつ薬は基本的に毎日飲み続けなければいけません。
そうしないと悪魔の落ち込みが襲ってくるし、飲まざるをえないとも言えそうですね。
そして、いつか効果が薄れてくる。
そうしたら今度は飲む量が増えてしまいます。
医者はとにかく短期的に効果を与えることに主眼を置きます(違うお医者さんもいるので、一部のお医者さんと言っておきます)。
だから量を増やし、より強い抗うつ薬を出します。
そして覚せい剤効果で、しばらくはいい気分になるけれど、今度は肉体的にも負担が来ます。
強い薬を飲んでいるわけですから、薬は毒になるという関係性から言うと、やっぱり肉体精神的両方に負担をおわせてしまっているのです。
まだ効果があるならばいいでしょう。
でも一生飲み続けるとなると、また薬の量が増えて効いて、そして効きづらくなってといったイタチごっこです。
肉体的にも負担が限界に来てしまいます。
そして、廃人に近い人間が出来上がっています。
これはアメリカでも日本でもヨーロッパで同じことです。
薬害となって苦しんでいる人はどんどん増えているそうです。
恐怖をあおっているんじゃないかと思われるかもしれません。
抗うつ薬の効果があるうちはこんな怖い話も遠い話のように聞こえると思います。
しかし、もし鬱病の根本から解決する手段をとらないと、同じ薬の量では、いつか抗うつ薬が効かなくなる時が来ることだけは知っておいてください。
抗うつ薬の副作用の苦しみは、一般に鬱病の悪化としてとらえられがちです。(ここの見極めはなかなか難しい。一般的に鬱病悪化と医者に処理されてしまいます)。
そして服用し続けたことによって、鬱病に勝るとも劣らない副作用の苦しみが逆に襲ってくるのです。
脳も体も心も強い薬に耐えられなくなり悲鳴をあげてしまい、日常生活もままならなくなっていきます。
まさに「毒」となってしまう可能性があります。
これはあくまで可能性の話ですが、実際にそういう人がいるので、よっぽど鬱病は注意しないといけない症状だということを知っておいたほうがいいと思います。
人生は一回です。
鬱病で人生を台無しにすることはもちろん避けたいことですが、鬱病を治すための薬で廃人になることこそ、一番避けたいことです。
なんのための治療かわからなくなってしまいます。
鬱病は一時的に気分が上向いている時こそ、根本から自分の人生を見つめなおし、脳が機能不全に陥っている原因を破壊し、トラウマや抑圧やストレスを無意識から抜かないと、一生薬をのみ続けることになります。
効果のある抗うつ薬も限界はありますし、原因破壊までやってくれません。
臭い物に蓋ではいずれは腐臭を抑えられなくなります。
僕は抗うつ薬については消極的否定派です。
なので薬のいいところも一応書いておきます。
この世に無くてはならない薬だと思っています。
要は使い方です。
抗鬱薬は効果がある人にとっては、地獄の苦しみを救ってくれる魔法の薬です。
日常生活も社会生活もこれで送っている人多いです。
これでどれだけ多くの人の命が救われていることでしょうか。
家族を養わなければならない人にとっては、まさになければ死活問題です。
そして最後にそれだけ効果がある薬なのだから、薬と毒は表裏一体、つまり毒にもなりうるということをもう一度書いておきます。
それは毒にいつ変貌するのか? それは今でしょ! とはいいませんが、いずれ効果が薄まり、肉体的精神的負担がひどくなっていきます。
その前に脱出しなくてはいけないのです。
しかし、抗うつ薬を飲んでいる人は恐れず飲み続けてください。
減らさないでください。
効果がある薬であると同時にとても強い種類の薬です。
飲んでしまったのならば、急にやめたら減らすことはしないこと。
その離脱症状は、鬱病以上の地獄です。
せっかくの抗鬱薬を悪魔の薬にしないためにも、減薬断薬は異常なくらい慎重にしましょう。
いずれにしても、僕は抗うつ薬を飲まなくてもまったく落ち込みもなく暮らせています。
それは根本から鬱病に対抗していったからです。
うつ病克服は薬だけではなく、もっといいものはありますし、ありました。
落ち込みの原因はうつ病になった人の心の奥底に潜んでいます。
ピンポイントで薬で解決することは不可能です。
人生を見直す、そして新しく人生を歩み始めるために鬱病になったと思ってください。
ただし過去辛いことがあったら一人では取り組まないことです。
もっと地獄の深淵を覗くことになります。
やはり頼れる凄腕と言われる専門家のもとでやるべきです。
まあ精神療法・心理療法も非常に多くのまがいものがあり、良心的でも効果が全くないところもあるので注意しましょう。
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精神科医は、うつ病は休養と適切な治療(つまり抗うつ剤のコントロール)をすれば治ると言います。
休養は、ずたぼろにストレスにさらされた心と脳の休息という意味じゃ重要です。
緊張を張りつめ続けてばかりじゃ、ガタが来るのは当然ですね。
頑張りすぎた心身に休息を与えましょう。
うつ病になる人は頑張りすぎたんです。
自然回復して、社会復帰している人もいます(その場合、鬱病になる性格、思考を変えた方がいいです。同じ繰り返しになってしまいかねません)
でも精神科医の言う適切な治療って何?
そもそも鬱病患者に適切な治療が出来た例ってどれくらいあるの?
抗うつ剤はコントロールすれば怖くないと言うけれど、実際コントロールできた人はどれだけいるの?
という疑問が湧いてきます。
他にも鬱病患者が来なくなる=治ったと判断されている(そういうことにされている)という噂もあります。
追跡調査をして、鬱病患者がその後どうなっているのかまでなかなかできないですからね。
皮膚科でもステロイドをうまくコントロールすれば大丈夫と言うけれど、その副作用で苦しんでいる人の方が多いし、そういう机上の空論を安易に振りかざすのはどうかなと思っています。
でも精神科医を批判したいわけじゃなくて、やっぱり鬱病患者を安心させたくていっているところもあるから、まあもう言うつもりはありません。
問題は、Q&Aサイトで、「鬱病はどうすれば治りますか?」という質問に、回答者が「精神科に行って適切な治療を受ければ治る」と書いています。
当たり障りのない答えだけど、その人が適切な治療経験者で鬱病克服体験者ならともかく、何が何でも精神科に行けばいいと言う風潮を垂れ流すのはどうかと思う。
専門家に任せればいいというのは確かにそうですが、その精神科では抗うつ剤がもれなくついてくるということを知っておくべきです。
本当に抗うつ剤治療だけが鬱病の適切な治療かどうかという問題もあるけれど、そんな風潮が蔓延している状況の方が問題かな。
いろいろと知った上で、精神科に行き、抗うつ剤治療を受け入れるのなら僕はそれもありだと思います。盲目に適切な治療を求めてしまうと、僕みたいに鬱病解決の道筋が遠回りになる可能性もあります。
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- 効果的な大うつ病治療について
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おくればせながら、あけましておめでとうございます。
新年早々、こういう記事が読売新聞に載っていました。
まずはお読み下さい。ヤフーのトップニュースにもなっていたので、読んだ人も多いと思います。
うつ病患者が100万人を超え、この10年間で2・4倍に急増している。不況などの影響はもちろんだが、新規抗うつ薬の登場との関係を指摘する声も強い。安易な診断や処方を見直す動きも出つつある。
東京の大手事務機器メーカーでは、約1万2000人いる従業員中、心の病による年間の休職者が70人(0・6%)を超える。2か月以上の長期休職者も30人を超えた。多くがうつ病との診断で、10年前までは年間数人だったのが、2000年を境に急増した。
この会社の産業医は、「『うつ病は無理に励まさず、休ませるのが良い』との啓発キャンペーンの影響が大きい」と話す。うつ病への対処としては正しいが、「以前なら上司や同僚が励まして復職させたタイプにも、何も言えなくなった。性格的な問題で適応できない場合でも、うつ病と診断されてしまう」と、嘆く。
国の調査では、うつ病など気分障害の患者は、2000年代に入り急激に増えており、一概に不況だけの影響とは言えそうにない。
患者急増との関係が指摘されているのが、新規抗うつ薬「SSRI」だ。年間販売高が170億円台だった抗うつ薬市場は、1999年にSSRIが登場してから急伸。2007年には900億円を超えた。
パナソニック健康保険組合予防医療部の冨高辰一郎部長(精神科医)によると、欧米でも、この薬が発売された80年代後半から90年代初めにかけ、患者の増加がみられた。
冨高部長は「SSRIが発売されたのに伴い、製薬企業による医師向けの講演会やインターネット、テレビCMなどのうつ病啓発キャンペーンが盛んになった。精神科受診の抵抗感が減った一方、一時的な気分の落ち込みまで、『病気ではないか』と思う人が増えた」と話す。
田島治・杏林大教授が、学生にテレビCMを見せた研究では、見なかった学生の倍の6割が「気分の落ち込みが続いたら積極的な治療が必要」と答え、CMの影響をうかがわせた。
◆安易な投薬…薬なしで回復の例も◆
うつ病は一般的に、きまじめで責任感が強い人が陥りやすいとされる。自殺に結びつくこともあり、早期発見・治療は自殺対策の柱のひとつにもなっている。
ところが近年は、「自分より他人を責める」「職場以外では元気」など、様々なタイプもうつ病に含まれるようになった。検査数値で測れる身体疾患と違い、うつ病の診断は難しい。このため、「抑うつ気分」などの症状が一定数以上あれば要件を満たす診断基準が普及した。「なぜそうなったか」は問われず、性格や日常的な悩みによる落ち込みでも診断され、かえって混乱を招いた面がある。
田島教授が行った精神科診療所の医師に対する調査では、約8割の医師が、うつ病の診断が広がり過ぎていることに懸念を示した。
安易な投薬を懸念する声もある。抗うつ薬は、うつ病治療の柱とされているが、宮岡等・北里大教授は「薬なしでも自然に回復するうつ病も多い」と話す。
海外では、軽症には薬物療法ではなく、カウンセリングや運動などを最初に勧める治療指針も多い。渡辺衡一郎・慶応大専任講師は「日本でも、まず抗うつ薬ありきという認識を見直す時期に来た」と話す。 (医療情報部 高橋圭史、佐藤光展)
(2010年1月6日03時03分 読売新聞) |
この記事の重要性は、いままで僕のような鬱病体験者の一部の声としか上がっていなかった、安易な鬱病投薬治療の危険性がやっと大手新聞に掲載されるようになったことですね。
僕のように心理療法・精神療法で鬱病克服した人間にとっては、今更感がありますが、とっても喜ばしい記事でした。
けっして抗鬱薬を否定するつもりはありません。
ほんとうに必要な人がいる限りやるべきだと思っています。
だけど、抗うつ薬を飲む必要がない人まで飲まされ、病院、企業の売上になり、鬱病に仕立てあげられてしまい、さらなる金を生む木にさせられてしまうのは、やるせないです!
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- 世の中のメンタルヘルスなこと、大うつ病についてこう思う
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内因性の鬱病は別として、心因性による鬱病には、精神的なそれまでの流れで原因が形づくられてます。
育った家庭環境、親の教育方針、小学校・中学校・高校・大学での人間関係、職場での人間関係や仕事の重圧、親の病気による心労、恋愛・結婚生活の破綻など、世の中にはたくさんのストレスと抑圧要因が存在してます。
中にはもう二度と思い出したくない嫌な過去もあるでしょう。
でも、目を背けたい、蓋をしたい事実こそ鬱病の大きな原因(種)となってるはずです。
僕もたくさんの鬱病の種が潜在意識に植えつけられてしまいました。
だから、自分でどうすることもできなくなり苦しむことしかできません。
しかもストレスや重圧で、抑うつの種に水をやり肥料を与えてしまってました。
鬱病の原因が密林のようにあっという間に膨れあがってしまいました。こうなると鬱病になって当然の人生になってしまいます。
これは「鬱病の原因分析と考察」「うつ病原因と回復記録」に書いています。
ストレスのはけ口がないまま、心を抑圧して生きてしまうと、必ず限界が来ます。
その結果が鬱病であり、抑うつ状態でした。
どうしようもなく気分がふさいでどうしようもなくなってしまいます。
無気力、苦痛、自責の念、希死念慮、苛立ち、集中力の低下などもすべて抑圧し続けて対応しきれなくなった無意識からこみ上げてくるものです。
世の中には、心を抑圧してしまう人もいれば、さらっと受け流して生きる人もいます。
この違いはどこから生まれたのかというと、やっぱり生い立ちに帰せられると思います。
完璧主義を強いられてきた人や、厳格に育てられた上に愛情や見返りを与えられなかった生い立ちを持つ人が鬱病になりやすいそうですが、僕も当てはまってました。
そういう人は、さらに頑張ってしまいます。
頑張れば頑張れるだけの見返りが求められる、不完全に終わらせたくない気持が、逆に鬱病へと導いてしまいます。
融通がきかない生き方になってしまうため、大学や職場の人間関係でもうまくいかず、そこでもストレスをもらってしまい、完璧主義者としての現状への不満と憂鬱が、自分自身への自信のなさを逆に作り上げてしまいました。
頑張れば報われるのが普通なのに、頑張っても頑張っても、どんだけ歯を食いしばっても、抑圧を受け続けることになってしまい、ついには鬱病を発症してしまうと言う流れが一般的だと思います。
過去の自分を振り返って、抱えきれないストレスを思い出すことは非常に苦痛です。落ち込みます。
また嫌で嫌でたまらなかった家庭環境を考えるだけで、落ち着かなくなってしまいます。
でも、そこが肝心です!
目を背けたいこととは、抑圧をして心に蓋をしてしまっているということです。
でも、無意識で抑圧し続けることができる心の容量は決まっているし、はけ口がないため、さらにすぐ溢れてしまいます。
もう今まででさえ、抑圧量は満杯なのに、仕事や鬱病そのものの心労が重なると、もっと重度の鬱病になるのは当たり前だと思います。
心の抑圧量を減らすことが、心に余裕を与えます。
心の余裕は脳の余裕です。
ギリギリのストレスの中で生きてきた人の脳は、そりゃあセロトニン分泌が阻害されますよね。
余裕が次第にできてくれれば、セロトニン分泌が再開される余地ができます。
抗うつ薬の覚せい剤効果で無理やり分泌させる方法だけに頼ると、その副作用もきつくなります。
抑うつ状態を減らすには、ストレスを受け流せる自分になること、過去の抑圧原因そのものを縮小させることで、僕は心に大きな枠を確保できたと思います。
だから、落ち込みも抑うつ状態も不安も焦りも感じにくくなりました。
悪い出来事にも冷静に対処できるし、客観的に見ることができて、不安に苛まれることもなくなりました。
過去の積み重なった抑圧原因をしっかりと見つめれば、抑圧が抑圧でなくなってきます。
最初は嫌で溜まらない作業ですが、それをしないと、今後もストレスがある度に、鬱病悪化や再発を繰り返してしまいます。
できれば、特殊な意識が強く変容している状態の時に、過去の抑圧要因を見つめたほうがいいです。
詳しくはこちらに脳についての話が書かれてあります。
僕は鬱病の再発はずっとありません。
自分の心の余裕を感じられるからです。
今となっては再発の心配もしてません。
心のヘドロ掃除ができたからだと思います。
鬱病になるべくしてなったのなら、落ち込みの原因を洗い出してなくしていけば、また鬱病になったらどうしようなんてことは起きません。
今さらなろうと思っても鬱病にならない自信も時間と共につきました。
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- 大うつ病克服達成! 岩波先生心理療法体験記
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以前も書きましたが、僕の鬱病が回復しはじめたのが、心理セラピスト岩波先生のプログラムを受けたからです(HPは、Dream Art Laboratory 心理脳内プログラム→神経症克服プログラム)。
岩波先生の心理脳内プログラムには、その評判の高さ(とにかくすごい)から、全国から受講申し込みが殺到しています。
運良く僕は受けることができましたが、従来の心理療法、精神療法の枠をはるかに超えた「すごみ」と「効果」をもつプログラムでした。
僕が鬱病回復をここでできたから言うわけではないですが、ここで無理なら、他の心理療法・精神療法でも難しいと思えるほどのものでした。
サイトでも書いてますが、心の奥深くにメスを切り込める凄腕の心理脳内コンサルタント(というらしい)です。
人間の脳には莫大な可能性と謎がありますが、その奥深さを間違いなく体感できます。
普段、無意識は心の奥深くに追いやられています。
それを岩波先生の様々な技術とノウハウ、知識によって、無意識の部分を、意識のレベルに出してしまうことができます。
その時、人間は理性が極端に少なく、また非常に感覚的な状態です。
一言で言えば不思議な感覚です。
それが意識が非常に変容した状態=トランス状態(現在は脳覚醒状態という)になっています。
とにかくその意識の変容状態の凄さ、深い感覚は常識をはるかに超えてます。
絶対普段の状態では味わえないすさまじい意識の流れが実感できました。
こんな体験が実際あり得るから驚きです。
これが誰でも味わえるようになるからすごいです。
寝ているわけじゃないけれど、心地いい感覚に包まれて、長い間押しやられていた感情抑圧がこみ上げてきました。
ずっと抑え込んでいたどろどろとした負の感情が押し上げてきて、それを解放した時、非常にすっきりしました。
トラウマのフラッシュバックとも違っていて、昔の辛かった記憶を思い出すんだけど、同時に心も開放されている感じがしました。
その状態になっていると、様々なことが可能になります。
感情抑圧の解放もそうだし、無意識との対話が可能なので、トラウマや鬱病のルーツを自分で発見し、見つめることで、こだわりが外れ、トラウマ解放がなされました。
だから、多くのことが気づけます。そして楽になってくれます。
これは意識的にやろうとしても不可能な作業なのに、トランス状態の時には可能になります。
だから、根本からうつ病を治すことができるわけです。
暗示を岩波先生が入れたり、トランス状態で抑圧処理をしてマイナスを減らすことで、心の底から自分に説得が可能になりました。
くよくよ気になることでも、暗示を入れることで「どうだっていいんだ」という心境になることもできたし、モチベーションを上げる自己暗示も有効でした。
鬱病はやる気が出ない状態だから、モチベーションが自分の意志であがることだけでも嬉しかったです(気分の変調はありましたが)。
暗示が入り抑圧とトラウマ処理できる状態にするために、呼吸法訓練も必要になるし、鬱病になる原因を追及するルーツ分析作業もしましたし、先生との話も効果的でした。
とにかく心理セラピストとかカウンセラーそういう範疇に収まらない人で、人生経験が豊富です。
いかに暗示や心の無意識と対話できる状態になるかが鍵でしたが、そこまでさせてくれる岩波先生の脳覚醒技術は圧巻です。
鬱病は待っていても、ただ休養していても回復はできても、根本から解決できるわけじゃありません。
ちゃんと原因を追及して解決していかなくちゃ、何かあったら、また再発してしまうし、ストレスがかかるとすぐ抑圧してしまって、結果的にズドンと抑うつ状態になってしまうから、根本解決は必要でした。
とにかく、岩波先生の誘導してくれる意識の世界は感動します。
感動するくらい僕の心の悩みに効果がありました。
最初は衝撃的でびっくりすることこの上ないけれど、次第に気持ちいい状態になって、感激の世界になります。
体験記を読むと、恍惚感と書いている方がいましたが、まさに恍惚の状態にずっとひたれます。
よけいな雑念が浮かばない、しかし寝ていない状態です。
それでいてずっとこうしていたいという気持ちよさに浸れました。
この時脳も心も、小さい時からの抑圧を癒されてくれます。
すごく心が落ち着き、鬱状態が何だったのかも思い出せないくらい心地よく、その効果は絶大でした。
ただし、あまりに常識からかけ離れていて、規格外なため、それがこのプログラムの最大の特徴なんですが、とにかく驚くことが多いと思います。
だから怯え感が強すぎる人は、心の準備をした方がいいです。
本物のトランス状態とはこういうものかと思い知ることになるでしょうが、インパクトがあります。
(最近はまろやかにトランスに入れる技術を先生が開発したそうです。日々岩波先生の技術は上がっています)
鬱病は常に苦しい、つらいの連続だけど、そこに通うたびに心に栄養を与えることができました。
回数が進むにつれて、よりトランスが深まり、トラウマの部分を解決できる状態になることができました。
そこはもう過去の自分、現在の自分との対決といっていいです。
そして見つめれば見つめるほど、気持が軽くなりました。
トラウマ解消、抑圧解放効果です。
不思議と長い人生でため込んでいた抑圧がなくなり、トラウマへのこだわりが減っていくにつれて、抑うつ状態が少なく、軽くなっていきました。
そう! まさに無意識の原因解決と共に表に現れる抑うつが晴れていったわけです。
そして、実際にそれを可能にさせてくれた岩波先生にはひたすら感謝しかありません。
一生の恩人でしょう。
家での訓練も出されるので、寝たきり鬱病の人にこなせるかわかりませんが、岩波先生以上の腕を持つ専門家はいないでしょう。
自助努力も必要です。
これからも、昔受けた岩波先生の神経症克服プログラムについての感想を書いていきたいと思います。
こちらに鬱病を解決されたキラさんの体験記があります。
同じ心理プログラムを受けて鬱病を解決された方です。
海外から鬱病克服のために通われた努力が報われ、自分のことのように嬉しい気持で読んでしまいました。
またうつ病になる原因や闘病中の心労には頭を下げるしかありません。
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鬱病の真っ最中は新聞も読めないし、テレビも見る気力もない。
何より楽しめませんでした。
ということは、一番鬱病の人に読んでもらいたいこのブログも、重症中は僕のサイトも目にする機会がないということになるんだなー。
情報弱者という言葉があるけど、もしかしたら鬱病の人は情報弱者になっているのかもしれませんね。
でも、うつ病は気分の波が重いなりにあるので、気分が軽い時もあるはずです。
そういう時に鬱病のブログをのぞく気力があればいいですね(でも、鬱病ど真ん中の人のブログを読んではいけないと思います)。
医者が鬱病に関していうことが正しいことばかりいっているとは思えませんが、抗うつ薬を飲んでいればいつか治るという情報だけを頼りに毎日ひたすら耐えている人もいると思います。
僕の時はどうだったかというと、やっぱり病院に行けば鬱病を治してもらえると思っていましたし、他の治療法を見つけようとはなかなかできなかったです。
鬱病は心の風邪だし、脳の病気だから回復するのを待つというスタンスでした。
鬱病は心の風邪、心の病気と言われますが、ただの風邪・病気ではなく、とらえどころがないメンタルのトラブルです。
本当に風邪や病気だったら、薬を飲んでゆっくり療養すればいずれ回復するでしょうが、ある程度回復しても、あるところから先は進めなくなります。
やっぱり鬱病になる原因を突き止めて解消しないと解放されることは難しいと経験から感じています。
そこから、僕は他の方法を探し始めました。
鬱病は心の病気だけど、肉体の病気じゃない。
病気だと思って甘えていると、人生そのものも破滅してしまう危機感が芽生えていました。
岩波先生のことを知ったのも、たまたまインターネットで情報を仕入れたことからはじまりました。
抑うつ症状をしのぐだけじゃ、1年後も、五年後も、十年後も同じじゃないかと不安に感じたからです。
すべてがおっくうで何にもしていなかったら、鬱病とはいまだにおつきあいをしていたかもしれません。
ずっと薬を飲んで日々を低空飛行でしのいでいても、2,3年後に回復が軌道に乗っている保証なんてありませんでした。
鬱病は将来の不安が襲ってきますが、何年経っても変わっていない想像をしたら、いてもたってもいられなくなりました。
療養は必要なことでしたが、ストレスを受けるたびに薬でしのいで、また療養を繰り返すうつ病ライフはいやでした。
雑草のように表面の草だけ刈っていれば解決できるわけじゃありません。
対症療法をしている間に、雑草はますます地中深くに根っこをはり巡らせてしまいます。
強力な枯れ葉剤をかけても、根っこまで枯れてくれません。
それどころか土まで汚染されてどうしようもなくなります(←抗うつ薬のことでもあります)。
それだったら、僕は心の奥深くを耕して、ほじくり返して、雑草の根っこから解決していくことが一番だと思いました。
根幹から鬱病を何とかしなくてはいけない、その思いが岩波先生を知るきっかけにつながりました。
本能や情動といった、心の根幹に関わる部分から、根本的に鬱病の種を炙りだして、その執着を破壊し、抑圧を発散させ、脳の神経伝達物質のバランスの崩れや自律神経のバランスの崩れを正す技術が、僕の鬱病を治させてくれたのです。
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鬱病が治った人に共通点があります。
[抗うつ剤に頼らなくなっていること]
ちょっと単純すぎますが、大きなことだと思っています。
鬱病が治った、良くなったって言っている人がいましたが、ずっと抗うつ剤を服用していると言います。
抗鬱剤によって、その覚せい剤効果で無理やり精神をハイにしているのを、鬱病が治ったと錯覚してしまうんです。
抗鬱剤の中には覚せい剤すれすれのものもあります。
詳しくはネットで調べてみてください。
抗うつ剤を服用し続ける。うーん、これは・・・・鬱病が治ったといえるのでしょうか?
抗うつ剤飲んでも抑うつ状態が晴れない人からしたら、とっても羨ましい状態なのももちろんですし、合うお薬に出会ったことは喜ばしいことです。
でも、鬱病が治ったという言葉は当てはまらない。
鬱病が抑えられているだけといって方がいいと思います。
その間も身体が抗鬱剤に依存していってしまいます。
その時の離脱症状はまた、鬱病とは別個で苦しいものです。
鬱病になる要因(外部要因、内部要因)を探して、効果的に対処していけば、次第に抗うつ剤の量も減ってきます。
でもそちらに眼を背けて(けっこうつらいことに向き合わなくちゃいけない)、抗うつ剤で場をしのいでいるだけじゃ、いつまでたっても改善は期待できないと思うし、実際にそうでした。
鬱病はつらいけれど、つらい時こそ、つらさの原因に眼を向けてみるべきだと思います。
鬱病には波があるから、どん底じゃないときにやっていくのがコツでした。
毎日薬を飲む労力から解放されてみると、清々しいですよ。
もう抗うつ剤を飲まなくていいんだ、それで生きていけるという希望の空気を吸えたからでしょうか。
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SEの仕事の大変さと過酷さは、環境がめまぐるしく変わりやすい点もあります。
これからもシステム・エンジニアのストレスを被りやすい環境について書いていきたいと思います。
技術職だけど、自分の持っている技術が、次の仕事に適用できるかわからないという不安があります。
そのプレッシャーとストレスは、自分の技術が通用しない時、焦りを生じます。
常に勉強しなければいけませんし、これが心身共にすり減らしてしまいます。
上や仕事先でのプレッシャーと期待に応えるために、自分の限界を超えて頑張らざるを得ません。
そうして、鬱病になってしまう下地ができてしまうんです。
みんなきつい思いをしていました。
技術・知識を持っているから自信を持って仕事にのぞめるはずなのに、技術と知識が中途半端にあるばっかりに逆に苦しめられてしまう構図があります。
専門用語が飛び交うので、相手が言っている意図が知らない専門用語によって、その理解を妨げられてしまいます。
そこに行き違いが生じるし、大変な仕事です。
人間関係がめんどくさいのに、ちゃんとはっきり伝えないといけないし、お互いの意思のズレが生じたらアウトですから。
そういうときは正直に知らないことをきっちりと相手に伝えた方がいいです。
知ったかぶり、わかったふりは自らの首を絞めます。
僕もプライドが高い方(まあ下手なプライドってやつだけど)だったから、当時よく知ったかぶりして、あとでひどい目にあったことがたくさんあります。
知らないことを自分の勉強不足として自責の念に駆られるより、一時の恥と信用がなくなるぐらい関係ない、自分はこれから覚えるんだ、というふてぶてしさが必要だと思います。
お世話になった心理セラピストの岩波先生が、もし自分の立場ならばどう対応するかを想像し、それを念頭に置くようにしてからは、一時の恥でも正直に聞こうと思いました。
岩波先生は、すごくタフな人で、恥をかいても『それがどうした』『勝手に笑ってろ』的な発想が出来る人です。
人に笑われても、けなされても『勝手に言ってろ』と本当に思える人で、とにかくメンタルタフネスは相当なものがあります。
気持ちの切り替えも早く、悩みを悩みとして脳が認識しないぐらい訓練されていて(昔は悩んでいたそうです)、僕から見たら精神的な巨人という人ですね。
岩波先生の心理脳内プログラムを受けて、過程の段階で自分にマイナスが降り注いでも、結果を出せばいいと言う考えに切り換わりました。
そうやるとストレスも減ってくるし、逆に自分に自信を持てるようになりました。
自分を主体的に生きることです。
人や仕事に振り回されていたら、また鬱病が寛解・回復して復職しても再発しかねません。
僕は立派な成果を上げている人や人から大きな信頼をもたれている人を浮かべ(僕にとっては岩波先生です)、自分の立場だったら? と考える癖をつけるようになりました。
客観的に自分を見れるし、とてもいいと思います。
職場の環境でその人の一生が左右されている現実があります。
その中でもせめて、自分が周りに振り回されず、主体的に生きていれば、絶対認めてくれる人がいます。
常に相手の考えに振り回されていて、それにあくせく苦闘していたら、ますますそいつは図に乗るでしょう。増長します。
そこでひたすら我慢すると、病まない心も病んで来るに決まっています。
上は特にシステム・エンジニアを使い捨て感覚で雇用しています。
代替は他にいると。
消耗品だと思われているからこそ、しわよせが来た人から真っ先に鬱病になっていきます。
いつまでも消耗品扱いされているなら、思い切って職場を変えてしまいましょう。
それか人を使う立場になるかです。
僕は今もIT業界に身を置いていますが、消耗品扱いされる立場にはいません。
かつての奴隷状態とは比べものにならないくらい、仕事に対して充実感を得られるようになっています。
それはかつてよりも主体的に生きているからだと思います。
自分が主体的に仕事ができている時は、とても気持ちに余裕とハリがあります。
仕事はこうあるべきだと思いながらも、それができなかったから鬱病になったことを考えると、環境や自分の思考って大事ですね。
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なぜ僕がコンピューター・ノイローゼとかテクノ・ストレスといわれる状態からノイローゼや鬱病になったかっていう考察(いわゆるルーツ分析)の続きです。
前にもSEやプログラマの仕事の過酷さを書きました。
職場や仕事のストレスで鬱病になる人は一番多いです。
一番の原因は仕事環境の苛酷さ、人間関係ストレス、異動の際の激変によるストレスにあるというデータがありますが、特にSEやプログラマの仕事はノイローゼになる人が多すぎます。
SEやプログラマは時給換算するとそこらへんのバイトよりも低いじゃないかっつーくらい。
僕は望んでなった仕事だけど、ストレスが凄いです。
それにストレス受け流すことが元々下手な人間でしたもんで、心病んでいってしまいました。
感情的抑圧のはけ口を見つけることが下手な人がよく就く職業かもしれません。
それに職場の人間関係はやっぱりあります。
これはどんな仕事でもついて回ることです。
職場の人間関係でも悩んでしまうと、やっぱり鬱病になりやすいですよね。
僕の会社が特にそうだったのかもしれませんが、休職が多かったなぁ。
人のことは言えませんが。
大体休職する人は鬱病がらみが多いです。
うつ病治療や休養を経て後、復職しても過酷な仕事にはついていけないから、辞めることになってます。
でも、会社仲間のその後は派遣社員として、同じような仕事をしています。
正社員だった頃と比べてあらゆる面で待遇が劣っているため、更に自信喪失になる、ストレスを被る、ということを鬱病再発となった人から話を聞いたことがあります。
鬱病だけでも地獄の苦しみなのに、仕事の悩みは別にあるし、いろいろプレッシャーと焦りと将来への不安でますます抑うつ状態がひどくなってしまいますよね。
なぜまた同じ過酷な仕事をしようと持ったの?と聞くと、それしかできないからだと彼は言っています。
技能を持っているゆえの悲劇ですね。
いまさら営業なんかできないというし。
それでも、SEマネージャーともなると、かなり立場が違ってきますけど。
僕は運良くSEマネージャーになれたから、今があるのかもしれません。
SEマネージャーと言っても仕事内容は過酷なものもあるので一般論ではないですが。
SEは現代の奴隷とも称されます。
昔の奴隷の人たちは鬱病にならなかったのでしょうか? 肉体労働はなりにくいのか? ここも考察を今後していきたいです。
もしまわりにSEがいたら、いたわってやって下さい。
励ましの言葉はあんまりよくありません。
けっこーみんな精神的にも肉体的にもギリギリ頑張っているのだから。
うーん、パソコンやネット、ゲームって人の心を蝕んでいきますね。
とても楽しいし、便利だけど、人が振り回されていると思う。
僕のセラピストの岩波先生という人がよく言っている「本能を大事に、エゴを満たす生き方をしろ」という言葉とは正反対な生き方になっていると思います。
コンピュータ相手だと本能を使わない。
ゲームで死んでも本能的な恐怖を感じない。
ストレス発散できるゲームもあるけど、それだってずっとのめり込んで続けていたら、ストレス発散ではなく、ただの逃避行動になっていますから。
逃避行動って、どんなに楽しめたとしても、やっぱり逃避だから、結局は抑圧が溜まっていくんですね。
もっと全身で喜びを味わえることが、ストレスから逃れるためには必要でしょう。
そうしたら内にこもって鬱々とするのはますます精神的によくないですね。
テクノ依存症は鬱病と密接に関係しているので、もしのめり込んでいるなら、摂生できるうちに切り上げて(ゲーム、ネットを辞めろという意味じゃないですよ)、別のストレス発散のはけ口を探した方がよいようです。
ずるずるぐだぐだと時間が無駄に過ぎてしまうのが人間なんですが。
でも、鬱病になってしまうよりもマシでしょう。
自戒の念を込めて書いています。
要はストレス発散を健康的にすることですよね。
最近は僕もトレッキングや山登りを始めて、精神的にもハリがありますよ。
でもネットもゲームもはまるとはまってしまいますよね。
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鬱病になる生い立ちと回復の記録、鬱病克服の過程で気づいたことを書いていきたいです。
地獄の苦しみと苦労しながらも回復した記録になります。
鬱病になるには理由があります。
脳内伝達物質がトラブルになるのも理由があるということ。
僕の人生を振り返って、なぜ鬱病で苦しまなければいけなかったのか考察しています。
鬱病を治す方法と体験も掲載しています。
簡単ですが鬱病のルーツを辿る旅です。
鬱病原因と僕の生い立ち、そして回復1
鬱病原因と僕の生い立ち、そして回復2
鬱病原因と僕の生い立ち、そして回復3
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僕は鬱病で苦しみつづけていました。
やる気がでない(泣) 死にたくなるぐらい落ち込む理由を探っていたとき、あるデータを見る機会がありました。
鬱病を筆頭とする神経症に、一日パソコンに向かっている人、それを仕事としている人が圧倒的だというものでした。
SEやプログラマ、インターネット関係の人が鬱病に陥る可能性が非常に高いという衝撃を受けるものでした。
僕がまさしく、一日中パソコンに向かい合う仕事をしていたのです。SE/プログラマでした。
そのデータを見たとき、僕は鬱病のつらさで休職をせざるを得ない状況だった。ぎりぎりまで精神が追いつめられていました。
朝会社に行くことがつらくて、きつくて、出社拒否症にかかっていました。
駄目人間だと自己嫌悪に陥り、でも人生で一二位を争うくらい気力を振り絞って頑張って通勤していました。
頭が重いし、すっきりしないし、憂鬱でした。
なぜこの苦しさがつづくのか、この不安感はいったい何なのか、どうして僕だけが気分が優れない罠にかかってしまったのか、一生このまま苦しみ続けるのか、気分の落ち込みが晴れる瞬間すらありませんでした。
だから精神科に治療しにいきましたが、抗うつ剤治療をやるところばかりで、飲めばいつの日か治るかもしれない希望もすぐに消えてしまいました。
当初、自律神経失調症と診断されていましたが、別の医者は鬱病だと断定しました。
あー、自分は鬱病なのか。この精神的な症状がどれほどむごいものなのかまだわからない時でしたが、社会から置いてきぼりにされた孤独を味わいました。
よくその心境を覚えています。
抗うつ剤治療を続けても、なかなか効果が出ず、薬の副作用でも苦しんでしまいました。
僕も鬱病という悩みにはまっていたけど、職場のみなも、はっきりとわからないけど、何らかの心のトラブルを抱えていたと思います。
仮面うつ病やプチうつ病、新型鬱病、鬱気味、抑うつ症状など含めると、無縁の人はいなかったなというのを感じました。
あと人間関係を構築するのが苦手(いまなら社会不安障害といったところでしょう)がほとんどでした。
神経症的な悩みとは無縁でのびのび生きている人はいなかったことは確か。
いるとしたら会社のトップだけだったかな。
この人は悩まようがないな~、という人は、こういった仕事をしていないだろうと逆に言えるかもしれません。
でも、悲しいかな、僕はその仕事をする技術しかもっていなかった(嫌いではなかったけれど)。
元気なままでいる人は、最初はSEとかコンピューター系の仕事をしていても、すぐにもっと活発な仕事や起業をしているだろうと思います。
何十年もずっと続けていく仕事ではないと思います。
早く上にはい上がって、人を使い立場になるか(今も僕がそうです)しないと、メンタルタフネスがない人はストレスはものすごいと思います。
そこから抜け出せないとかなり精神的に参る仕事だし、心に抑圧がかかって、鬱病などになってしまうのは身に染みていますから。
かなりストレスがたまる仕事だし、それまでの僕の生い立ちもストレスがたまるものだったから、そりゃ、脳内のホルモンの量に異常を来して、鬱病になるのもしょうがないかなと今は思います。
セロトニンが完全に供給されなくなるのも無理は無かったですね。
もう一つ、なぜSEやプログラマーに多いかというと、鬱病や社会不安障害になりやすい性質の人が好んで(やむを得ず?)その職業に就くということもあると思います。
そもそもの問題として、鬱病とか神経症に陥ってしまう「何か」を抱えている人は、こういった仕事を知らず知らず選んでしまっているんだと思いますね。
僕を振り返ってみますと、人付き合いをなるべく避けて、自分の弱点を人に見せなくてすむために、あの仕事を選んだものだった。
この僕の性質は鬱病を筆頭とした神経症になりやすいタイプに多いそうだ。
あと頑張りやで真面目だからストレスを人よりも抱え込んでしまう。
ストレスを抱え込むのにおあつらえの仕事がSEやプログラマーなんでしょうね。
昔からパソコンに触れていたこともあるけれど、積極的な理由で選んだんじゃなく、消去法で選んでいって最後に残ったものが、コンピューターにずっと向かい合う仕事だったと思います。
人間関係という意味では楽だと思ったし、家ではずっとテレビゲームやパソコンに向かい合って生きてきたのだから、他の職業を探そうとすることは全く頭には入っていなかった。
そこにのちのち鬱病に転落していったしまう種があったんだろうな。
人との煩わしいことはしなくてすむと思ったし、黙々と仕事が出来るから、選択肢は一つだけだった。
仮に人付き合いが悪くても、コンピューターに向かい合っていればいいんだから、と気楽にやっていけるだろう。
逃げ道をそうやって確保していたんだと思います。
人間関係が苦手なままでも、そちらで自分は評価されないという安心感というか。人から評価を必要以上に恐れる人間でした。
鬱病は閉塞感があって心に抑圧がかかって、かつ頑張りすぎてへとへとになり、ストレスに押しつぶされるからなってしまう。
もう筋肉疲労が限界になっているにもかかわらず、それでも性格的に走ろうとしてしまうから、ついに筋肉がけいれんを起こして、走れなくなる。
それが脳内で起こっているようなものだと思います。
セロトニンなんか出なくなるわけですね。
鬱病原因の考察について Part2にいきます。
鬱病になる原因の考察 Part1
鬱病になる原因の考察 Part2
鬱病になる原因の考察 Part3
鬱病になる原因の考察 Part4
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SUGARBOYです。
元大うつ病で、テクノ依存症で、職業はSEプログラマ、SEマネージャーをやっていました。
僕が元々もっていた鬱病原因の考察と回復した体験についてのホームページ「うつ病からの回復と僕の生い立ち ~コンピューター・ノイローゼ考察」(ブログに完全移行)が発祥です。
これからはホームページ(無料サーバーが閉鎖されてしまうため)からブログに記事を完全移行して、このブログで鬱病に関する話題を書いていきたいです。でも、仕事もあるから、どれくらい更新できるかわかりません。
毎日更新しないことは確かです 笑
このブログにはうつ病や世の中のメンタルヘルスな出来事への感想、雑感、仕事のことや株のことなんかの雑感を書いていこうかなと思っています。
では、今後ともよろしくお願いします。そして、鬱病解決の糸口になりますように。
このブログの内容
鬱病体験記
鬱病の原因
テクノ依存症、コンピュータ・ノイローゼの話
精神医療の話(精神科、製薬会社など)
鬱病を克服させてくれた最強の治療法
各治療法の体験
仕事の話
など書いていきます。
どうかよろしくお願いします
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